C#リファレンス

C#とはMicrosoft社が提供する同社のMicrosoft .NET環境向けソフトウェアを開発するためのオブジェクト指向プログラミング言語です。 C言語・C++言語をベースにして幅広いソフト開発に対応し、JavaやVisual Basicのいいところを取り入れて開発しやすい言語になっています。

目次

  1. 基礎知識
  2. 変数の型変換(キャスト)
  3. メッセージボックスの表示
  4. ListView
  5. 繰り返し(loop)処理
  6. 正規表現

基礎知識

主な特徴
  • 大文字・小文字の区別がある
  • 変数の使用には宣言が必要
  • 一つ一つの命令文の文末に;(セミコロン)をつけないといけない
  • インターネット経由でアプリケーション・サービスを提供するWebサービスに対応
  • 自動補完機能が強力
  • データ型の扱われ方が厳密
  • プログラムを動作させるにはNET Frameworkがインストールされている環境が必要。(プログラムと一緒に頒布可)

基本構成
基本的に○○○ { ~ } が一つのブロックになり、 { から } の間にコードを記述していく。

using System.Text;

namespace WindowsFormsApplication1
{
	public partial class Form1 : Form
	{
		string aaa = "Hello ";

		public Form1()
		{
			InitializeComponent();
		}

		private void button1_Click(object sender, EventArgs e)
		{
			string bbb = "World!";
			MessageBox.Show(aaa + bbb);
		}
	}
}
  • usingは指定されたネームスペースを利用するという宣言。
  • namespaceとは名前空間でフォルダのようなもの。
  • public partial class Form1 : Form はForm1という名前のクラス(class)でフォルダに似たような存在で { から }  の間にあるものがそのクラス(フォルダ)の中身になる。
  • string aaa = "Hello "; はグローバル変数の宣言でクラス Form1(フォルダ)内すべてに適用される。
  • public Form1() や private void button1_Click(object sender, EventArgs e)がプログラムの最小単位となり それぞれが一つのファイルのような存在で { から }  の間に記述した内容が、ここでいうファイルの内容のになる。
  • string bbb = "World!"; はローカル変数の宣言で private void button1_Click(object sender, EventArgs e)の{ から }  の間の中だけに適用される。
  • MessageBox.Show(aaa + bbb); はメッセージボックスに変数 aaa と bbb を表示という意味。

コメントの記述
記述したコードの内容を忘れないようにするための補足文として実行文と認識されないコメントを付け加えることができる。
単一行なら // ここにコメント
複数行なら /* ここにコメント */
と2通りあり、用途に合わせて使い分けれる。またツールバーにコメントアウト・コメント解除があるので複数行あっても簡単に処理できる。
変数の定義
C#では変数を使用するには事前に使用宣言をしないと使えない。書式は
変数の型 変数名; または 変数の型 変数名 = 初期値(定数またはリテラルともいう);
int aaa;
int bbb = 1;
string ccc = "あいうえお";
同じ変数の型が複数あるならまとめて記述することもできる。
int aaa, bbb = 1;
またC# 3.0 以上から、定数を使用したローカル変数なら明示的に変数の型を指定しなくても推論して暗黙的に変数の型を定義してくれる var を使うことができます。 明示的でないので可読性が落ち処理が多少遅くなるかもしれないが便利。
var bbb = 1;
var ccc = "あいうえお";

C#にあらかじめ用意されている変数の型(組込み型)の種類および扱える内容(範囲)は主に以下のようなものがある。
整数型符号あり
sbyte  -128~127
short  -32768~32767
int  	-2147483648~2147483647
long  	-922337203685775808~
         9223372036854775807

整数型符号なし
byte    0~255
ushort  0~65565
uint    0~4294967295
ulong   0~18446744073709554615

実数型
float   単精度浮動小数点型
double  倍精度浮動小数点型
decimal 財務計算用の整数型

char  2バイトの文字コード(Unicode)を扱う文字型
bool  	真(true)と偽(false)を扱う論理値型
string 文字列型
object オブジェクト型
変数の利用には有効範囲(スコープ)がありグローバルに使用するならクラスのブロックに記述。
文字列の表記 文字列として扱いたい場合は " と " で囲みます。
"あいうえお"

文字列の中で " を使用したい場合はその前に \(エスケープシーケンス) を付けます。
string str = "あい\"う\"えお";
表示 → あい"う"えお

文字列の中で \ をエスケープシーケンスとしてではなく、そのまま使用したい場合はその前にさらに \ を付けます。
string str = "\\1000";
表示 → \1000

" や \ などもすべて文字としてそのまま表示したいなら " と " で囲まれたものの前に @ を付けます。
string str = @"あい\"う\"えお";
表示 → あい\"う\"えお

変数の型変換(キャスト)

基本的なデータ型の変換は、Convertクラス(System名前空間)のメソッドを利用

string str = "123456789";
int num = Convert.ToInt32(str);

変換、各数値型で実装されているParse(またはTryParse)メソッドを使用しても可能

string str = "123456789";
int num = int.Parse(str);

object型の変換

メッセージボックスの表示

MessageBox.Show("ここに説明を書く。", "タイトル");

ListView

ListView(リストビュー)にColumn(カラム)を付けるにはプロパティ→表示→ViewをDetailsにする必要がある。 プロパティ→動作→Columnsでカラムを登録する ListViewにヘッダーを追加するにはColumns.Addメソッドを使用します。 ヘッダー表示が有効なのはViewプロパティがDetailsの時だけ。 ListViewのリストから値を取得するにはlistView1.Items[0].Text ListViewのリストから選択した値を取得するにはlistView1.SelectedItems[0].Text 項目が追加されるたびにコントロールが再描画されないようにするにはBeginUpdateメソッドを使用。 BeginUpdateメソッドを使用することでListViewに多数の項目を追加した場合にパフォーマンスが向上。 BeginUpdateメソッドはEndUpdate メソッドまでの間で有効。 listView2.BeginUpdate(); listView2.Items.Add(itemx); listView2.EndUpdate(); 項目だけでなく、項目とそのサブ項目を選択範囲にするにはFullRowSelect プロパティを使用。 仮想モードを有効にするには、VirtualMode プロパティを true に設定。 list表示はインディックス番号(e.ItemIndex)で表示

繰り返し(loop)処理

反復(ループ)処理
指定した回数だけ繰り返し処理をする時は「for」が便利

foreachよりforの方が処理が速い

雑記

//拡張子を取得
itemx.SubItems.Add(System.IO.
Path.GetExtension(files[i]));

整数と整数の割り算は整数になり、端数が出ても小数形式に変換されたりしない。 小数の割り算を行う場合は、浮動小数点数と浮動小数点数の割り算として行わねばならない。 MessageBox.Show(String.Format("{0:f3}", 1.55));//指定行数での表示 ToLowerメソッドで小文字に変換 string aaa = "AAA"; aaa.ToLower()

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